COLUMN

佐々木京美のそこにある、素朴でシンプルな「暮らし」を綴ります

福井のお寿司

主にお祭りに作る
福井のお寿司は
酢飯に甘辛く炊いた具を混ぜるスタイル。

たかが混ぜ寿司
されど混ぜ寿司
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事前に寿司桶出してきて
うす揚げ(多めが福井スタイル)
高野豆腐、かんぴょう、たけのこ、干ししいたけ
細かく切って、甘辛く炊く。
汁気が無くなるまでじっくりと炊く。

下準備にも結構な時間がかかります。

その他、人参、グリンピース、
煎り胡麻を準備
(煎りごまは祖母スタイル)

全てが整ったところで・・
酢飯にして、混ぜ合わせる。

今回は、勉強会に参加下さった方が
二人で手際よく混ぜ混ぜ。

小さい頃は、
今はなきお寿司作り名人
母方の祖母の隣に座り
胡麻や、人参を入れていくのが
私の役目でした。

祖母のお寿司は本当に美味しかった。
混ぜたてのお寿司を手のひらに載せて

パクッと味見するのが楽しみだったなー。

お家によって、
お酢の具合や、具材、その味付け
それぞれの味がありました。

お祭りには
このお寿司が重箱に詰められて
行ったり来たり。

そんな事も、
福井新聞 fuさん
ふくいの郷土寿司の取材で

お話させて頂きました。

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