COLUMN

佐々木京美のそこにある、素朴でシンプルな「暮らし」を綴ります

CATEGORY 郷土料理

  • 2021.10.25

里芋の味噌がらめ

皮をこそげ取った 里芋は・・ 豚ミンチと共に 軽く下味付けて・・   水分が少なくなったら フライパンに用意した 甘味噌に投入! ここからは、 強火で一気に 炒め煮します 段々煮詰まって来ると同時に   里芋やや煮崩れて 里芋自身のトロミでまとまる   ちょっとお味噌が焦げるくらい それくらいが丁度いい。 美味しさのポイントは、、   火加減と 火を止めるタ […]

  • 2021.10.24

「珠洲 まつり御膳」よばれの風習

日帰り旅の目的は 「珠洲 まつり御膳」を頂く事。 まつり御膳のモチーフは、 「よばれ」と言われていた 祭りにあわせて、親戚知人友人を呼んでもてなす風習 珠洲市内全域のお店、お宿で頂けるそうですが、 私たちはここへ・・   下の写真に加え天ぷらも付いてきて とても豪華な御膳。 よばれのスタンダードメニューが勢ぞろい 福井ではこういうのは、 「お呼ばれ」と言われています。 定番メニューは、似 […]

  • 2021.10.24

器達の過去の栄光@奥能登国際芸術祭

<奥能登国際芸術祭2020+> に行ってきました。   スズ・シアター・ミュージアムでは、 芸術祭に向け地域をあげて行われた 「珠洲の大蔵ざらえ」にて発掘された 時間を超え語りくる品々が、 土地の物語を演技。     兼ね兼ね 福井と能登の自然、 そして、食文化は似ているなとは感じていましたが 今回、ここに足を運んで、より一層そう感じました。 となると、その理由も知り […]

  • 2021.06.06

一年前の水ぶきを・・

水ぶきの季節がやってきました。 山に行く、その前に・・・   昨年収穫して塩漬けしてあった水ぶきを食べないと 今年の漬ける桶がない。 全部、桶上げして 塩抜きする事、二日。 塩もすっかり抜けて ふっくら戻りここまでは成功。 初めて、味噌で味付けしてみました。 昨年の実山椒も一瓶入れて大盤振る舞い。 冬を越した塩漬けミズブキには 甘めの味噌味に、 ピリッと山椒が合いますね。 仕上げには、す […]

  • 2021.05.07

プライベートは気が抜ける

あの時救い出した器や あの時掘り出した器を使っておもてなし あっ、お箸ぞれてる・・・ 気の置けない客人なので、 しつらえの気が抜けてますね。(反省) 掟破りかも知れませんが、 従来の掟は気にせず、自由にしつらえ。 取り皿は重ねてセッティング。 こちらも、急な事で盛り付け雑。 ですが、 この季節の食材で作ってあった、 冷蔵庫にあるもので小皿盛り。 茶色ばかりですが、どれも今だけ!! *蕗と筍の山椒煮 […]

  • 2021.04.21

ひたすら細かく、そしてぐつぐつお寿司の具

この時期の筍を使ったお寿司の具は美味しくなる。 沢山沢山あるし そろそろ食べ飽きたので、 保存にまわす。 あの収穫したしいたけも いい具合に干しあがってきた所 お寿司の具は 美味しく煮あげようと思うと とにかく時間と手がかかる 前日から、 かんぴょうと、干し椎茸を戻す。 翌朝、高野豆腐を戻す。 この椎茸が、すごく良い香りなんです。 具の出来具合の美味しさは 干し椎茸の品質で決まるといっても過言では […]

  • 2021.04.17

蕗と筍と山椒のカンケイ

時期になるとちゃんと 同時に登場するもの フキ、タケノコ、山椒 山椒の葉っぱは、 雨の中庭からとってきて・・・・ 軸から外す。 蕗が出てくる頃には 山椒の葉っぱも、少ししっかりしてくる。 若芽の時より、こういう葉っぱの方がこれにはいい 山椒の実でもない、この時期の葉っぱがいい。 品よくというよりも お醤油色にして佃煮風にするのが好ましいのであります。 蕗の独特の香り、タケノコの食感、山椒の爽やかな […]

  • 2021.04.17

葉わさび

山水のある場所が大好きな 葉わさび 葉っぱの色や形も、そして白い可憐なお花もカワイイ。 ↑ こちらは、三つ葉ちゃん。 野生の三つ葉は、香りが違う!! 葉わさびは、お花も葉も軸も全部使う。 いかに、シャッキリさせつつ 辛みを出すかが勝負どころ!! 出来上がりの色は関係ありません!! もう一度言いますが、シャッキリ&辛味ですよー。 作ったら 翌日まで決して蓋は開けない!! (何があろうとも) シャッキ […]

  • 2021.04.12

漆器の器危機一髪

出かけた先で 「もう来週捨てるんやわー」 と・・・・ えーーーー、 もったいない。 と言う訳で 連れて帰りました。 保護猫ならぬ、保護漆器 殺処分寸前で救出! 包まれている新聞 昭和38年・・・ もっと前のもありました。 傷んでる部分もあるけれど まだ使えそうです。 そんなに良いものではないよー。 と言われましたが、 何より、木地だから。 60年の眠りから覚めた器達。 何か盛り付けて 使ってあげた […]

  • 2021.04.12

わけぎの酢味噌和え

直売所でうってた 「わけぎ」 綺麗なわけぎですねー。 さっと茹でて (というか湯通しレベル) わーーー、 山の物って、本当に美しい。 これは、テッパンのメニュー 酢味噌和えにしかないでしょ!! お味噌もブレンドすると 味わい深くなる(気がする) この時期は、 常にすり鉢(小)待機 お酢を効かせて お砂糖、お酒少々 もうここで和えちゃいます。 酢味噌 余すところなく絡めて 器へ・・・ 里山で採って来 […]

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